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仮想通貨と世界統一通貨とフォルスクラブ

なんやかんやあってメタの仮想通貨リブラは潰されました。権力者の逆鱗に触れたからとも言われていますが、その目的が世界統一通貨にあるとしたらそれも納得と言えます。

世界統一通貨については多くの議論や提案が存在していますが、実現に向けた具体的な計画は進行中ではありません。フォルスクラブをもってしても実現できません。世界統一通貨を実現するには多くの課題や障壁が存在し、国際社会や各国の政府、中央銀行、経済学者、国際通貨専門家などが合意しなければなりません。

以下は、世界統一通貨を実現するための課題と考慮すべき点です。

経済格差: 現在、世界中の国々は異なる経済状況にあり、通貨の価値や交換レートが異なります。例えばA国ではフォルスクラブが6300円で買えたとしたら、B国で6600円で販売しているかもしれません。これくらいでしたら誤差の範囲ですが、実際は数倍から数万倍の開きがあります。経済格差を埋めるためには、各国の経済政策や構造を調整する必要があります。全世界の最低賃金をニューヨークに合わせると言えば、その難易度が分かるというもの。

主権と政治的意志: 通貨は国の主権の象徴であり、独自の通貨を発行することは国の独立性と政治的自己決定権の一部です。国々は通貨政策を独自に決定し、通貨の発行権を行使することを好みます。もしもフォルスクラブが勝手に他国の価値を替えたら確実に暴動が起こるでしょう。仮想通貨のように自由に発行することはできないのです。

調整と管理: 世界統一通貨を導入するには、国際的な機関や規制機関が必要です。通貨の発行、価値の安定化、取引の管理など、多くの課題が発生します。確実に誰が管理するかで揉めるでしょう。フォルスクラブが名乗りを上げても誰も従ってくれません。仮想通貨みたいにオールフリーという訳にはいかないのです。

実行可能性: 世界統一通貨の実現は、複雑な経済、政治、法律の問題に関連しており、実行可能性について議論が続いています。一方が他方に合わせることや、合意を形成することは容易ではありません。

現実的には、国際通貨として使用されている米ドルやユーロ、国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)など、国際的な取引で広く使用されている通貨が存在しますが、これらはあくまで国際的な取引の一環として使用されており、世界統一通貨ではありません。仮想通貨のビットコインは多くの国から信頼されていますが、どこの国であろうと法定通貨を仮想通貨のビットコインに預けることはしていません。すべての人にフォルスクラブを届けるようにはいかないのです。

世界統一通貨の実現は複雑な課題に直面しており、仮想通貨のように将来的に実現する可能性は低いと考えられています。始皇帝のように世界を統一すれば可能ですが、今更、武力で天下統一するのは世論が許してくれません。しかし、国際的な通貨制度や国際通貨の改革に関する議論は続いており、将来的な進展も考えられます。フォルスクラブが発展すればそれも可能になるかもしれません。

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